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キャンプは多くの人が楽しめるアウトドア体験ですが、その一方で動物や火災、気象変化など様々なリスクがあります。
事前の準備により予防できる事故もございますので、以下の一覧と対策をご参考ください。

生き物対策
自然におじゃまするのがキャンプというアクティビティ。キャンプ場では様々な生き物に出会います。しっかり対策をして、事故を防ぎましょう。

  • 有毒な生き物(ハチ、ヘビ等)
    →虫除けグッズを持参して、肌を出さない服装を心がけましょう。もし刺されたり噛まれたりした場合は、生き物を刺激しないよう落ち着いてその場を離れ、傷口を強くしぼりながら水で良く洗って病院へいきましょう。ポイズンリムーバーなど、毒液を吸引する応急手当器具があるとより安心です。
  • 中型、大型の生き物(熊、狐、鹿等)
    →キャンプ場内では、直接出没が確認されなくても、足跡や糞等の痕跡が発見されることがあるため十分な注意をお願いいたします。外に食べ物や生ゴミを置きっぱなしにすると動物を引き寄せる原因になります。楽しいご飯のあとは、食品や生ゴミは車の中に入れましょう。山林を散策する際はラジオや鈴、大きな声を出して人がいることを知らせるのが効果的です。足跡や痕跡を見つけたら近づかず、人の多いところに戻ってください。獣除けの線香なども販売されています。商品はこちら
    キャンパーや登山者向けのグッズを取り入れて、安全に自然を楽しみましょう。

 

山火事対策
キャンプに来たら焚き火やBBQが醍醐味。火の始末はしっかりとして山火事防止にご協力ください。

  • 就寝前に消火
    →寝る前に、全ての火が消えていることを確認しましょう。就寝中に風に煽られた灰から燃え広がったケースもあります。確実な消火と、風よけや飛散防止スクリーンを活用して、灰や火の粉が飛ばされない工夫をお願いいたします。
  • 灰や炭の処理
    消えたと思ってもまだ静かに燃えている場合があります。テントの中に入れたり燃えやすいもののそばには近づけず消火をまちましょう。
    直接水をかけると、熱い水蒸気が上がって大やけどを負う恐れがあります。大変危険なのでおやめください。
    焚き火を楽しんだ後は、チェックアウトまでに燃え殻を灰捨て場に捨てましょう。
  • 火を使うときは
    →風向きに注意し、燃えやすいものは近くに置かないようにしましょう。
    理想的な焚き火の終わり方は、眠りにつく直前、またはキャンプの撤収時間までに薪を燃やし尽くすこと。「せっかく薪を買ったから..」と無理をせず、薪の量を調整して楽しみましょう。
    楽しみに来たはずのキャンプで火事を起こしてしまった、なんてことは絶対に避けたいですよね。しっかりとした対策で安全に楽しみましょう!もしものために、保険に入っておくのもオススメの手段の一つです。

 

テント内での事故対策
テント内で火気を使う場合は一酸化炭素中毒に特に注意。
一酸化炭素は無色透明で無臭の有毒ガスであるため発生に気づきにくく、吸引すると一酸化炭素中毒により、脳への障害、最悪の場合死に至る可能性があります。
道具を正しく使って安全なキャンプを楽しみましょう。

  • 持ち物
    テント内で火気を使用する場合は、安全確保の観点から一酸化炭素チェッカーの使用を義務付けております。必ずお持ちくださいね。お持ちでないお客様は、お手数ですがご来場前にご購入いただいたうえでお越しください。キャンプ場あてにお送りいただき、受付での受取も可能です。
    *千代田湖キャンプ場はセルフチェックインにつき、受取対象外です。
    こちらから該当商品をご購入いただけます。
  • 換気について
    →テントの中は換気していますか?
    外気との気温差が激しいと、テントが結露し、より密閉状態になるリスクがございます。テント内での火気使用時には、かならず通気口を確保するか、フライシートと地面の間に何かを挟み、空気が循環するようにしてくださいね。通気口は1箇所ではなく、複数個所に作って空気の通り道を作ってあげましょう。就寝時の消火も忘れずに。

落枝対策
森の木々も、動かないように見えて日々成長したり枯れていったりしています。落枝や倒木には十分気をつけましょう。

  • 散策時
    →葉や枝のない木は立ったまま枯れている場合がありますので、近づかないようにしましょう。立ち枯れの特徴として、根元や幹にカビやきのこが生えている、枝がしならずパキッと折れる、などもあります。周囲に十分気を配って散策し、強風の日は森に入るのを控えましょう。
  • 設営時
    →先述の立ち枯れの特徴のある樹木の近辺はさけ、傾いている木の下にテントを張らないようにしましょう。頭上に折れて引っかかっている枝が無いかも要チェックです。

その他のリスク
これ以外にも自然の中には危険がいっぱい。備えあれば憂い無し、の心でしっかり対策しておきましょう

  • 天候の変化
    →山の天気は変わりやすい特徴があります。急な気温の変化に備え、羽織るものやレインウェアの用意をして、温度調節しやすい服装でおでかけください。
    豪雨や雪などご自身の装備に少しでも不安を感じる場合は「勇気ある撤退」をお願いします。キャンプ場所在地で警報が発令されている場合は、ご利用料を返金いたします。
    開けたフリーサイトなど平坦な場所では落雷が発生した場合大変危険です。雷の音がした場合は迷わず車や管理棟に避難してください。状況に応じて、受付時間外でも管理棟を開放する場合があります。
  • 熱中症対策
    →夏にかかるイメージのある熱中症ですが、全ての季節で発症し得ます。タープなどで日陰を確保し、こまめな水分補給、塩分補給、休息を忘れずにお願いいたします。緊急性が高いと判断した場合は迷わず救急車を呼びましょう。
    「暑いのに汗が出ない」なども赤信号です。
  • 遭難対策
    →携帯電話、モバイルバッテリーの充電はしてありますか?
    ちょっとした山林でも遭難する場合があるので油断は禁物です。電波が繋がらない場所もございますので、慣れない、電波の入らない場所には立ち入らないようにしましょう。また、電波が入りにくい場所だと、より携帯電話の電池を消耗する場合があります。必ずモバイルバッテリーをご用意ください。
  • 怪我
    →原因に関わらず、怪我のリスクは常にあるので注意しましょう。救急セットを1つ車においておくと良いですね。キャンプ場受付では救急セットのお貸し出しも可能です。
    また、場内にはAEDもご用意しています(やすらぎの森オートキャンプ場、星の森オートキャンプ場)。スタッフの許可は必要ありませんので緊急時は迷わずご利用ください。

 

キャンプを楽しい思い出として持ち帰っていただくために、事故の予防にご協力、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

Last Update: 2024年6月13日  

2024年6月13日  【FOS】星の森オートキャンプ場, 【FOY】やすらぎの森オートキャンプ場, 【LOC】千代田湖キャンプ場
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